クラウドワークスで契約したライターと連絡が取れないときは、まず納期・連絡履歴・作業と納品・仮払いの状態を確認します。進行中の固定報酬制・時間単価制プロジェクトなら連絡催促を利用でき、解決しない場合は契約形式に合う終了方法を検討する流れです。
固定報酬制の契約途中終了リクエストは、相手が同意すれば終了し、拒否した場合は契約が続きます。送信から1週間、相手が同意・拒否の手続きをしない場合も自動終了の対象です。作業済み分を払って終えるときは、双方で金額を合意して条件変更を行い、通常完了へ進みます。
まず契約と納品・仮払いの状態を確認
返信がない日数だけで終了を決めず、何を約束し、どこまで進んでいたかを先に確かめてください。相手への連絡も、その後の手続きも、現在の契約状態が出発点です。
納期・連絡の合意と履歴
- 固定報酬制か時間単価制か
- 合意した納期と、変更に同意した記録
- 返答や進捗報告を約束した日時
- 最後の返信と、その後こちらから送った連絡
- 構成・原稿など、すでに提出された成果物
- 仮払い、納品報告、修正依頼、検収の現在状態
私は当時、納期を1週間程度にし、遅れる理由を知らせてもらえれば対応していました。この「1週間」は私が設定していた納期で、契約途中終了の自動処理までの期間とは別です。
また私は、長く返信できない見込みがあるなら事前に知らせ、依頼は基本的に最後まで進めることが大切だと考えています。プロフィールへの不在予定の記載だけでは、進行中の契約で納期や連絡条件を変える合意の代わりにはなりません。
未作業・作業中・納品後・検収後を区別
まだ成果物がない場合と、原稿は届いていて質問への返答だけがない場合では、確認すべき内容が違います。納品後なら、提出済み原稿の内容と、修正が必要な箇所も確認してください。
検収完了後(報酬確定後)は、システム上の返金ができません。連絡が取れないという理由で支払いを取り消せると考えず、契約状態と困っている点を整理して公式の返金案内を確認してください。
連絡を送り、必要なら公式の連絡催促を使う
最初の連絡では、返信が欲しい項目と希望日時を具体的に伝えます。「どうなっていますか」を繰り返すより、進捗と今後の見込みを答えやすい形にすることが要点です。
確認したい状況と返答の希望を伝える
例えば「合意していた初稿提出日は[年月日]ですが、現時点で納品とご連絡を確認できていません。進捗と提出可能な日を[返信希望日時]までにお知らせください」とまとめます。日付は実際の履歴に合わせ、すでに変更合意があるなら、その後の納期を基準にしてください。
私は連絡が途絶えて3~5日ほどたつとこちらから連絡し、それでも返答がなければ、連絡をもらえないためキャンセルする旨を伝え、キャンセルの操作をしていました。当時の自分の対応例であり、現在の公式な待機日数を示すものではありません。
即時通知と返信保証を混同しない
進行中の固定報酬制・時間単価制プロジェクトでは、契約画面から連絡催促を依頼できます。クラウドワークスから相手へ、連絡するよう通知する機能です。
- 対象の契約を開く
納期とメッセージの履歴を確認し、進行中の契約かを確かめます。契約前や完了後は、この連絡催促の対象外です。
- 連絡催促を依頼する
契約詳細画面の中段にある「契約相手と連絡がとれない場合はこちら」から依頼します。依頼後すぐに通知する仕組みですが、相手からの返信を確約するものではありません。
- 返答と契約状態を確認する
返答があれば、進捗や新しい納期を相談してください。返答がない場合は、催促の依頼日時も記録して次の対応を検討します。
詳しい利用条件は、公式の連絡催促の案内で確認してください。一定期間は再依頼できないため、短時間に同じ依頼を繰り返す進め方にはしません。
固定報酬制の契約途中終了を進める
連絡を試みても進行できず、契約を終えたい場合は、終了理由と作業・納品の状態を整理します。以下は固定報酬制のプロジェクトについての説明です。
同意・拒否・1週間手続きがない場合の違い
契約途中終了リクエストは、送れば直ちに契約が終わる操作ではありません。公式案内では、相手が同意・拒否の手続きをしたかによって、次のように分かれます。
| 相手の反応 | 契約の扱い | 確認すること |
|---|---|---|
| リクエストに同意 | 同意した時点で途中終了 | 終了状態と仮払いの決済処理 |
| 送信後1週間、同意・拒否の手続きなし | 自動で途中終了 | 起算点はリクエスト送信。終了後の評価条件も確認 |
| リクエストを拒否 | 契約は継続 | 理由と争点を確認し、双方で合意を相談 |
この1週間は、最後のメッセージや連絡催促から数える期間ではなく、途中終了リクエストを送信してからの期間です。リクエストを拒否する操作があった場合は、無反応による自動終了の対象ではありません。
- 終了理由と精算の要否を整理する
連絡履歴、未完了の作業、受領済み原稿を確認します。すでに作業された分を支払う相談が必要なら、次節の通常完了の経路も確認してください。
- 対象契約から途中終了を相談・申請する
契約詳細画面の「契約途中終了リクエスト」から、理由を添えて送信します。手順の確認先は、固定報酬制の公式終了方法です。
- 送信後の反応と処理結果を確認する
送信日時と相手の同意・拒否を記録してください。契約画面で終了したかを確かめ、続いて返金や決済予約解除の状態を見ます。
リクエストを拒否されたら終了条件を話し合う
終了条件に争いがある場合は、何に合意できていないかを文章にしてください。相手の作業量、原稿の受領、支払う金額など、論点を分けて相談することが大切です。
評価のために相手を無反応に誘導したり、終了への同意を一方的に迫ったりしないでください。話し合いが進まないときは、機能や手続きの質問を公式窓口へ整理して伝えます。
返金と既作業分の支払いを分けて確認
全額返金となる途中終了と、作業済み分を支払って契約を終える方法は、サービス上の経路が違います。「キャンセルすれば、作業の有無に関係なく支払う必要がなくなる」とは扱いません。
| 終え方 | 基本の経路 |
|---|---|
| 契約自体を途中終了 | 途中終了が成立し、仮払いを全額返金または決済予約解除 |
| 合意した作業分を支払う | 双方で金額合意→条件変更→必要な再仮払い→通常どおり完了 |
途中終了に伴う返金・決済予約解除
固定報酬制で途中終了が成立すると、仮払いされた金銭は全額返金の扱いになります。実際の処理は決済方法や状態によって異なり、カードの決済予約解除になる場合もある仕組みです。
銀行振込・返金充当の場合は、クラウドワークス上の「返金充当金」に戻ります。銀行口座へ戻すには別途出金申請が必要です。決済方法による違いは途中終了後の返金案内で確認してください。出金できる金額・振込手数料・締日については、公式の返金案内に記載があります。
返金の判断を納品ボタンの有無だけで決めないことも重要です。すでに原稿や作業がある場合は、その扱いを相手と確認してください。
作業分を払う合意があるなら条件変更後に通常完了
既作業分だけを支払う場合は、双方で金額を合意し、条件変更リクエストで契約金額を変更して、通常の契約完了へ進みます。変更後に再仮払いが必要になる場合もあるため、画面の支払状態を確認してください。
私も、途中まで執筆してもらった分は支払いについて協議したいと考えています。何本完成し、どの原稿を受け取り、どこまでを支払うかをそろえてから進めることが大切です。
一方だけで金額を減らして確定するのではなく、合意内容を残します。具体的な流れは作業分の報酬を支払って終了する公式案内を確認してください。
終了後の評価と、解決しない場合の相談先
終了したら、契約状態、決済処理、残っている連絡事項を確認します。評価やブロックは契約の終了・精算とは別の機能です。
自動評価と任意の評価・ブロックの条件
固定報酬制では、途中終了後も、契約終了から1か月以内に相手を評価できます。ただし、終了リクエストの受信側が送信から1週間、同意・拒否の手続きをしないまま自動終了した場合は、受信側に各項目星1が自動付与され、受信側から送信側への評価はできません。
これは、公式の途中終了時の評価案内にある条件です。通常の公開コメントを書くときも、確認できた取引の事実に絞り、評価を終了交渉の道具にしないでください。
また、ブロック機能は進行中の契約がある相手には使えません。ブロック後は自分からも相手へメッセージを送れなくなるため、必要な連絡や精算を残したまま操作しないことが大切です。
状況説明を整理して問い合わせへ
手続きが分からない、画面の状態と案内が合わない、といった場合は、契約ID・契約形式・納期・最後の返信日・催促や終了リクエストの日時をまとめます。受領済み原稿と希望する対応も添えると、質問の対象が明確です。
機能や画面の不明点は、公式の問い合わせ方法に沿って確認します。金銭トラブルに関する事務局の案内では、事務局は契約への介入・判断を行う立場ではありません。二者間の話し合いで解決が難しい場合は、トラブル発生時の案内に沿って弁護士などへの相談も検討してください。
まずは今の状態を整理し、催促、固定報酬の途中終了、作業分を支払う通常完了のどれに進むかを分けて考えましょう。