クラウドワークスの評価コメントは、取引で確認できた事実を一つ挙げ、良かった点や改善点を短く伝えると書きやすくなります。発注者なら原稿や納期・対応、受注者なら依頼内容や連絡・確認について、自分が確認した範囲を書くのが基本です。
評価は相手のプロフィールに公開され、送信後の修正・削除はできません。作例をそのまま貼る前に、事実に合う表現へ置き換え、個人情報や取引上の秘密が入っていないか確認してください。
評価コメントは、取引で確認できた事実を短く書く
「今回の仕事でどうだったか」に絞り、良かった点を具体的に書きます。「良い方でした」だけでは、何を評価したのかが伝わりません。
- 事実:合意した納期までに納品された、質問への返答があった
- 良かった点:説明が整理されていた、確認しやすい資料が用意されていた
- 改善点:変更連絡が遅れたことで、確認日程の調整が必要になった
「いつも丁寧」「誰にでもおすすめ」と広げず、今回の取引で見た対応を言葉にしてください。相手の性格や事情を推測した言い方より、出来事と自分の受け止めを分けた方が伝わります。
改善点を書く場合も、相手を責める言葉を増やす必要はありません。何が起き、作業にどんな影響があったかを短くまとめます。
立場と状況に合わせた評価コメントの作例
以下は、今回作成した架空の作例です。自分の立場と取引内容に合うものを選び、実際に確認した内容だけに置き換えてください。
発注者からワーカーへ:対応・品質・納期を書く
発注者側は、納品物と進行について、良かった点を具体化します。褒める項目を全部並べるより、特に助かった一つか二つに絞るのが目安です。
納品と連絡が円滑だった場合
合意した納期までにご納品いただき、ありがとうございました。不明点を事前に確認していただけたため、進行状況を把握しやすかったです。
原稿と修正対応が良かった場合
記事の説明が整理されており、想定する読者に合った内容でした。お伝えした修正点も反映いただき、確認を円滑に進められました。
修正を頼んでいなければ、修正対応を褒める一文は不要です。「次も必ずお願いする」といった約束も、まだ合意していないなら入れません。
受注者からクライアントへ:依頼内容・連絡・確認を書く
受注者側の評価対象は、クライアントの依頼や対応です。指示の分かりやすさ、質問への返答、納品後の確認など、仕事を進めるうえで確認できたことを書きます。
依頼内容が明確だった場合
着手前に構成と完成見本を共有いただいたおかげで担当範囲が明確になり、迷わず執筆を進められました。
質問と納品後の確認が円滑だった場合
質問へのご返答も納品後のご確認も予定どおりで、作業の見通しを立てやすかったです。
「高評価を付けてもらったから高評価で返す」という決め方にはしないでください。相手の評価とは分けて、自分の取引で確認した内容を書く欄です。
改善点があるとき:出来事と影響を分ける
改善点は、「無責任」「やる気がない」といった人格の言葉を避け、起きたことへ戻して書きます。感情の強い文を送る前に、日付やメッセージを確かめることが大切です。
避けたい書き方
無責任な人で、やる気もありません。二度と関わりたくないです。
事実に絞った書き方
初稿の提出が合意した日から遅れ、事前のご連絡もなかったため、確認日程の調整が必要になりました。納期変更の見込みがある際は、早めに共有いただけると助かります。
相手から事前連絡があった、納期を変更して合意していた、といった事情があるなら、その事実に合わせて直してください。自分の返答が遅れた結果を、相手だけの遅延として書かないことも必要です。
細かな修正指示や、まだ合意できていない精算の相談は、先に取引のメッセージで扱ってください。公開評価欄へ交渉文を丸ごと載せると、確認してほしい事実が埋もれてしまいます。
評価できる時期・公開条件・送信後の制約
例文ができたら、入力できる時期と公開条件を確認してください。評価は任意で、タスク形式は対象外です。
固定報酬・時間単価・コンペで時期が違う
| 仕事形式 | 評価のタイミング |
|---|---|
| 固定報酬制 | 検収合格後 |
| 時間単価制 | 月ごとの評価と、契約終了後の全体評価 |
| コンペ形式 | データ確認後 |
| タスク形式 | 評価不可 |
入力の案内は、発注者向けの評価方法と、受注者向けの評価方法で確認できます。プロジェクト形式は契約詳細画面、コンペ形式は採用した提案画面から「評価入力」を開いてください。
固定報酬制で途中終了した場合の入力期限は、契約終了後1ヶ月以内です。ただし、途中終了リクエストを受信して1週間応答せず自動終了になった側は、相手を評価できません。該当する場合は、通常のコメントとは別に付く自動評価も含め、途中終了時の評価案内を確認してください。
通常完了時の入力期限と片方だけ入力したときの公開
通常完了時の評価入力期限は、公式FAQでは検収完了から1ヶ月です。双方の評価が完了すると、それぞれのプロフィールに公開されます。
片方が評価しなくても、検収完了から1ヶ月後には、入力されている側の評価が自動で公開される仕組みです。「相手が入力しなければ見られない」と考えて、私的なメモを書かないでください。
また、1ヶ月は30日と置き換えずに確認します。自分の契約で表示されている評価の案内と、利用した仕事形式を見て入力を進めてください。
送信後は修正・削除できない
相手のコメントを見てから書き直す前提では進めないでください。特に改善点を書くときは、事実と推測が混ざっていないか、一度時間を置いて読み返すと確認しやすくなります。
送信前に事実と表現を確認する
最後に点検したいのは、文章の丁寧さに加え、その出来事を自分が確認できるかです。作例のまま残った表現がないかを含め、次の項目で確認してください。
- 自分の立場に合う作例を選び、対応や納品内容は確認済みの事実だけに置き換えます。
- 納期変更の合意や、自分の返答が遅れた事情も反映できているか、メッセージ履歴で確かめてください。
- 人格の決めつけ、推測、ほかの取引への憶測に加え、個人情報・非公開資料・取引上の秘密も書きません。
- 星を付ける場合は、コメントの内容と食い違わないかも確認します。
- 高評価と継続依頼・増額を交換する文がないことに加え、公開され、送信後は修正・削除できないことも確認してください。
私も発注者として、誠実な対応が大切だと考えています。評価が下がると次の募集に影響するのではないか、という懸念があるためです。
公開評価も、相手に高評価を求めたり圧力をかけたりする文ではなく、今回確認できた対応を伝える文に整えます。良かった点は具体的に、改善点は出来事と影響に絞り、送信前に全文を読み返してください。