ブログ記事の外注費は、文字数と、どの作業を含むかをそろえてから比べます。執筆だけの見積もりと、構成・画像・入稿まで含む見積もりでは、同じ文字単価でも総額が変わるためです。
予算の入口として、クラウドワークスの公式ガイドでは、専門知識が不要なアフィリエイトブログ記事を1円〜/文字と案内しています。この数字だけで、構成・画像・入稿まで含む依頼総額は決まりません。
支払額は「執筆費+別途合意した作業費+発注側の追加費用」で整理し、自分に残る検収時間は別欄へ記録してください。
文字単価だけでは記事の総額を比べられない
最初にそろえるのは、文字数・記事数と作業範囲です。条件を決めて同じ依頼文で見積もりを取ると、金額の差が何によるものかを確かめられます。
文字数・記事数と含む作業をそろえる
以下の表が画面に収まらない場合は、左右へスクロールしてください。
| 項目 | 決める内容 | 追加費用の確認 |
|---|---|---|
| 執筆量 | 目標文字数、記事数、文字数の数え方 | 超過分と不足分の精算 |
| 企画・構成 | キーワードや見出しを誰が用意するか | 構成案の作成・変更 |
| 調査 | 参照資料、取材、専門性の範囲 | 有料資料や追加調査 |
| 画像 | 支給・選定・作成・挿入の担当 | 素材購入と制作費 |
| 納品 | 文書ファイルかWordPress下書きか | 入稿、装飾、リンク設定 |
| 修正 | 対象、回数、確認期限 | 企画変更や範囲を超える修正 |
たとえば構成を渡して本文だけを書いてもらう依頼と、キーワードから構成を考えてもらう依頼は、異なる仕事です。見積書に「含む」「別料金」「自分で行う」を記してもらうと、比較しやすくなります。
税と手数料は誰の負担か確かめる
単価や見積もりを受け取ったら、税込か税抜かを確認してください。税込総額が出ている項目に、さらに消費税を重ねる必要はありません。
クラウドワークスの発注費用の案内によると、発注者は原則として契約金額を支払い、通常の利用料・発注料はかからない仕組みです。有料オプションなどの例外を使う場合は、その費用を加えます。
一方、受注者の報酬から差し引かれるシステム利用料は、発注者に同額を追加請求する費用ではありません。相手が希望する手取りと、発注者が支払う契約金額を分けて相談してください。
公式の料金目安と過去の発注例を分ける
運営が示す記事作成の目安
クラウドワークスの公式ガイドは、専門知識が不要なアフィリエイトブログ記事を1円〜/文字、指定キーワードからの記事構成・企画を1,000円〜/記事と案内しています。2026年10月16日時点で確認した、運営の区分別目安です。
この数値は市場全体の平均や中央値を示す調査ではありません。構成と執筆が別の項目にあっても、個別の依頼に両方の費用が必要かは見積もりで確かめます。
ガイドの当該金額には、税込・税抜の明記がありません。予算に使う際は税区分と含まれる作業を相手に確認し、自分の見積条件に置き換えてください。
私の過去の発注単価は現在相場ではない
過去の個別条件:私の発注例
過去に初心者へ漫画の記事を依頼した際は、1記事600円という条件で、この金額には税とシステム料が含まれていました。当時の文字単価は0.3円でした。また、1文字1円で依頼した経験もありますが、1文字3円では発注したことがありません。
経験のある価格帯は参考にとどめ、今回の文字数と担当範囲から予算を決めてください。
支払額と自分の確認時間を見積もる
比較表には、相手に支払う金額と自分の作業時間を別々に置きます。確認時間まで無理に金額へ換算せず、支払額が予算内かどうかと、検収の負担を続けられるかを分けて確かめるためです。
執筆費・別途作業・追加修正を整理する
文字単価で依頼する場合は、文字数×文字単価×記事数で執筆費を計算し、構成・調査・画像・入稿などは、執筆費に含まれるものを除いて別途合意した金額だけ加えます。
追加修正についても、当初の仕様を満たすための修正と、依頼後に新しく足す内容を区別してください。読者やテーマを途中で変える場合は、作業開始前の見積条件へ戻って相談する必要があります。
同じ条件で計算する予算例
仮定条件による計算例
以下は相場表や実際の見積書ではなく、計算方法を示す仮定の例です。3,000文字を2記事、執筆は1文字1.1円(税込)、構成作成は1記事1,100円(税込)と仮定します。
画像は発注者が支給し、入稿も自分で行う条件です。合意した仕様内の修正1回を執筆費に含め、有料オプションやその他の発注側追加費用は使わない設定にします。
| 費目 | 計算 | 税込金額 |
|---|---|---|
| 執筆費 | 3,000文字×1.1円×2記事 | 6,600円 |
| 構成作成 | 1,100円×2記事 | 2,200円 |
| その他の発注側追加費用 | この作例では利用なし | 0円 |
| 支払合計 | 6,600円+2,200円 | 8,800円 |
この例ではすべて税込で計算しているため、8,800円に消費税を重ねません。利用するサービスに購入側の手数料があるなら、そのルールで計算した金額を追加してください。
自分の確認時間を1記事45分と見積もるなら、2記事で90分が必要です。初回に実際にかかった時間を記録しておくと、次の依頼で構成を任せるか、何本依頼するかを判断できます。
見積依頼前に確認する条件
見積依頼では、予算の上限だけでなく、完成物と担当範囲も一緒に伝えましょう。見積もりを同じ軸で比べるために、確認したいのは次の項目です。
- 読者・記事の目的・テーマ
- 文字数の目安と数え方、記事数
- 構成・調査・画像・入稿の担当
- 単価と合計額の税込・税抜区分
- 発注側の手数料や有料オプション
- 含まれる修正、追加料金の条件、納期
- 自分が用意する資料と、検収に使える時間
候補の見積もりに範囲の違いがあれば、安い順に並べる前に、足りない作業の費用と担当を確認してください。同じ範囲の支払総額と、自分に残る時間がそろったところで、今回頼む記事数を決めます。