ConoHa WINGとエックスサーバー比較、料金と移転で選ぶ

ConoHa WINGは2026年10月24日13時40分から新規申込みを一時停止しています。2026年11月5日の確認時点で再開日時は未定です。新規開設を急ぐ場合は、現在受け付けているサービスで必要な機能・総額・管理方法を比べてください。

この記事に掲載していた両社の初回キャンペーンは終了しています。以前の割引額を使った「どちらが安いか」という結論は、現在の申込みには適用できません。既存契約の継続や将来の比較には、更新費用と移転の作業を分けて確認しましょう。

受付状況の出典:ConoHa WINGの新規受付停止のお知らせ。既存利用者は契約・更新画面で自分の条件を確認してください。

どちらを選ぶかは初回予算と移転の作業で変わる

まず決めたいのは、契約時に払える総額と、自分で引き受けられる作業です。月額表示だけで選ぶと、長期契約の前払いを見落としがちになります。

新規開設を急ぐ人は、受付停止中のConoHa WINGを現時点の申込候補に含めず、受付中のサービスで必要な機能と総額を比べましょう。エックスサーバーの移転代行を検討する人も、サーバー料金だけでなく、代行費と自分に残る作業を確認する必要があります。

移転を考えているなら、「今より安いか」に加えて、動作確認やドメインの切り替えを誰が担当するかも決めておきたいところ。今の環境に不満がなく、更新差額だけが理由なら、移転せず継続する選択も十分あります。

私自身は、2026年9月27日の記録時点でエックスサーバーを5年以上使い、スタンダードを36カ月単位で契約していました。当時の使用感では、遅いと感じたことも、ブログに問題が出たこともなく、特に設定を求めるメールもなく、不満はありませんでした。これは私の使用感を示すもので、両社の速度測定や障害履歴の比較ではありません。

料金は初回の支払額と通常更新の総額で比べる

比較対象はConoHa WINGの「WINGパック ベーシック」と、エックスサーバーの「スタンダード」です。ただし、現在は新規受付の状況が異なります。次のエックスサーバー料金は2026年11月5日に公式料金表で確認した税込の通常料金で、終了した割引は含めません。

条件ConoHa WINGエックスサーバー
新規申込み一時停止中。再開日時未定受付中。スタンダードの初期費用0円
12カ月の初回・通常更新新規申込額は案内を保留。既存契約の更新額は契約画面で確認各13,200円。月額換算1,100円
36カ月の初回・通常更新新規申込額は案内を保留。既存契約の更新額は契約画面で確認各35,640円。月額換算990円

月額換算は毎月の分割払い額ではなく、期間分の一括払いを比べるための数字です。エックスサーバーの出典は公式料金表です。料金・割引は変わるため、申し込む時点の対象期間、初回総額と通常更新額を確認してください。

終了した割引を現在の予算に使わない

このページで以前比較したConoHa WINGの施策は2026年10月22日16時まで、エックスサーバーの施策は11月4日17時まででした。当時の差額で現在の優劣は判断できません。ConoHa WINGは公式の受付再開と現行料金を確認してから新規比較に戻します。

更新・途中解約と、移転にかかる費用を分ける

36カ月契約を選ぶなら、3年間続ける見込みと一括予算を確かめましょう。エックスサーバーは解約手数料がありませんが、支払済みの利用料金は返金されません。公式の解約条件も確認してください。

すでにConoHa WINGを利用している場合は、現在のWINGパックの契約期間・更新額・満了日を管理画面で確認します。新規向けの価格や受付停止を、既存契約の終了や更新条件と同じ意味には扱いません。

移転の比較では、新しいサーバーの支払いに加え、旧契約の残額、ドメイン費、代行費、動作確認の負担も含めます。現在の環境に問題がなければ、更新差額だけで急いで移らず、継続も候補に残しましょう。

無料ドメインは個数と種類を合わせて選ぶ

「2個無料」でも、欲しい種類を2個選べるとは限りません。まず使いたいドメインの末尾と個数を決め、契約期間ごとの条件に当てはめると、追加購入が必要か分かります。

比較条件ConoHa WING
WINGパック
エックスサーバー
新規スタンダード
12カ月契約契約中は最大2個1個。自動更新ONが条件
36カ月契約契約中は最大2個2個。24カ月以上の契約と自動更新ONが条件
2個選ぶときの制約2個目は.online、.space、.website、.tech、.site、.fun、.tokyo、.shopの8種類2個のうち少なくとも1個は.blog、.site、.online。取得順で2個目の選択範囲が変わる
すでに持っているドメイン対象種の他社からの移管に対応。無料対象を設定した後、別ドメインへ変更することは不可対象種の新規取得・他社からの移管・取得済みドメインへの切り替えに対応。無料対象の変更には条件あり

たとえば、.comを2個無料にしたいなら、どちらの特典も希望を満たしません。エックスサーバーでは、1個目に.comを取ると2個目は.blog・.site・.onlineから選びます。先にその3種類のどれかを取った場合は、2個目に.comなども選べる仕組みです。希望する組み合わせが対象外なら、そのドメインの取得・更新費を別途見積もりましょう。

エックスサーバーで無料対象を別の取得済みドメインへ変更する場合、変更前より利用期限が短いドメインや、.blog・.site・.onlineは変更先に選べません。移転する人は、ドメインを管理会社ごと移す「移管」と、サイトの接続先を変える作業を分けて考える必要があります。既存のエックスサーバー契約では、新規12カ月の条件をそのまま使わず、契約済み向けの申請条件を確認してください。種類や適用方法は、ConoHa WINGのドメイン案内と、エックスサーバーの独自ドメイン永久無料特典で照合できます。

「永久無料」は契約条件を満たしている間の特典です。ConoHa WINGの無料ドメインは、WINGパック契約中に他社へ移管できません。エックスサーバーの特典ドメインを他社へ移管する場合は、そのドメインの1年分の更新料金に相当する解除手数料が必要になります。退出時まで費用0円とは考えず、将来も使いたいドメインなら、移管条件も選択に含めてください。

バックアップは保存日数と復元の作業を分ける

バックアップがあることと、問題が起きたブログを自分で元に戻せることは別です。両社とも毎日バックアップを取り、原則として過去14日分を利用できますが、復旧までの作業には違いがあります。

ConoHa WINGの対象はWebサイト・メール・データベースで、保存とリストアは無料です。ただし、リストアの公式手順では、サーバー上に設置されたデータから必要なものを取得し、復旧作業を行います。データを取り出せるようになった段階で、サイトの復旧まで完了したと思わないことが大切です。

エックスサーバーもバックアップデータの取得・復元は無料。Web・メールはパネルから復元できますが、対象データの上書きと、バックアップ時点にない新しいファイルの削除が起こります。戻したい日を決める前に、現在のデータも別に控えておきましょう。なお、sv12301.xserver.jp以前とsv1~sv20.xtwo.ne.jpは、Web・メールが過去7日分となる例外があります。実際に何日前まで戻せるかは、パネルで確認してください。

WordPressを戻す際には、画像やテーマなどのファイルと、記事・設定を保存するデータベースの両方が必要です。エックスサーバーのデータベースは過去14日分を保持し、Web・メールとは別に復元します。Web・メールの旧サーバー向け7日例外を、データベースにも当てはめることはできません。

保存日数が同じでも、データの完全性や復旧の成功まで保証されるわけではないため、自分の控えも別に持っておきましょう。復元を自分で行うか、支援を頼むかも決めておくと安心です。実行時には空き容量や対象外データなども、Web・メールの復元案内と、データベースの復元案内で確認してください。

WordPressの移転は無料ツールと代行の範囲で選ぶ

移転では、無料ツールを使う場合と、データ移行を依頼する場合を分けて考えます。代行を選んでも、契約後のすべての作業を任せられるとは限りません。

移転方法ConoHa WINGエックスサーバー自分で決める担当・確認
無料ツールWordPressかんたん移行・テスト移行。対象条件ありWordPress簡単移行。対象条件あり要件と対象外、データの控え、動作確認、DNS切り替え
有料代行新規受付停止中33,000円/サイト(税込)。作業期間は5営業日が目安エックスサーバーの代行はDNS変更・サイト動作確認が対象外。別支援が必要なら範囲と費用を確認

無料ツールでできることと対象外

自分で動作確認と切り替えを行えるなら、まず無料ツールの対象になるかを調べるところから始めましょう。ConoHa WINGは、本番移行前にテストサイトで確認できる機能も用意しています。どちらも「無料だから全サイトを必ず移せる」というサービスではありません。

両社とも、WordPressのマルチサイト機能を使っているサイトや、WordPress.comからの移行などは対象外です。エックスサーバーでは、データベース容量が2GBを超える場合も対象外になります。使っているWordPress・PHPのバージョン、プラグインなどが、現在の動作要件に合っていることも前提です。

移転を検討する段階で、ConoHa WINGの移行条件、エックスサーバーの移行条件と自分の環境を照合しましょう。古いPHPで利用できると決めつけず、要件を満たせない場合や説明が判断しにくい場合は、変更・実行前にサポートへ対象環境を伝えて確認します。要件を満たす場合も、データの控えを取り、切り替え前の動作確認を担当できることを確かめてから進めてください。

代行の受付と自分に残る作業

作業を任せたい人にとっては、料金と同じくらい受付状況と担当範囲が重要です。ConoHa WINGの移行代行は、確認時点で新規受付を停止しています。ページに以前の料金や申し込みの説明が残っていても、今申し込める代行として選ぶことはできません。

エックスサーバーのサーバー移転代行は、今回のスタンダードでは1サイト33,000円(税込)、作業期間は5営業日が目安です。移転元の環境やサイト内容によって対応できない場合があり、申し込みが集中すると案内や作業に時間がかかることもあります。

この代行には、ネームサーバー(DNS)の変更とサイトの動作確認が含まれません。データの移行を依頼できても、公開先を切り替え、正常に使えるか確認する担当は別に必要です。問い合わせるときは、移転元、サイト数、使用中のWordPress環境を伝え、「DNS変更と動作確認を含めて誰が担当し、総額はいくらになるか」を確認すると、依頼範囲を決めやすくなります。

すべて任せたいのに、その担当と費用がまだ決まっていない場合は、支援範囲と総額を確定してから契約を選びましょう。初回料金の安さだけで先に移転先を契約すると、自分では進められない工程が残るおそれがあります。

契約前に期間・更新・移転の担当を決める

新規開設の判断軸は前払い予算と必要なドメイン、移転では現在の環境にある不満と作業担当です。最後に、選んだ契約を無理なく続けられるか、次の項目で確かめましょう。

  • 契約期間分を一括で払え、36カ月を選ぶなら3年間続ける予定がある。
  • 新規受付中であることと、申込時点の初回・更新総額を公式画面で確認した。
  • 希望するドメインの個数・種類が特典に合い、追加購入や将来の移管費も予算に含めている。
  • 更新の時期と金額を把握し、復旧・移転で自分や依頼先が担当する作業も決まった。

新規開設でエックスサーバーを候補にする場合は、料金と試用方法、向き不向きの確認記事へ進めます。比較から見直す場合は、WordPress用サーバーの選び方で必要条件を整理してください。ConoHa WINGへの新規申込みは公式の受付再開が確認できるまで案内しません。既存契約の継続や移転は、更新条件と支援範囲を確かめてから判断しましょう。

キャンペーン終了や料金・受付の変更後は、この比較額をそのまま使わず、最新の条件で総額を比べ直してください。

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