WordPress Lightningで企業サイトを作る設定手順

WordPressへLightningを導入した後は、画面の装飾より先に、企業サイトの構成と問い合わせまでの流れを決めることが近道です。

全体構成、サイト情報、トップページ、固定ページ、メニュー、問い合わせ導線の順に整え、最後に表示とリンクを確認しましょう。

この記事では、Lightningを使った企業・事業用ホームページを公開できる状態まで整える設定手順を解説します。

Lightning設定前に企業サイトの全体構成を決める

Lightningの細かな設定を始める前に、必要なページと訪問者に取ってほしい行動を決めます。

構成を先に整理しておくことが、設定のやり直しを減らす基準です。

Lightningで企業サイトを整える順番

  1. サイトの目的と必要ページを決める
  2. サイトタイトルやロゴを設定する
  3. トップページを作成して表示を切り替える
  4. 会社概要・サービス・問い合わせページを作る
  5. メニューと問い合わせ導線を整える
  6. 表示・リンク・企業情報を確認して公開する

サーバーやドメインの準備を含む制作全体の流れは、WordPressホームページを公開するまでの全体手順で確認できます。この記事では、Lightning導入後の企業サイト向け設定に絞って進めます。

企業サイトに必要なページを洗い出す

公開時に必要な基本ページは、トップページ、会社概要または事業者情報、サービス紹介、問い合わせです。

所在地への来訪がある事業ならアクセス情報、採用を行う場合は採用情報など、事業に必要なページを追加してください。

一方で、情報を用意できないページまで作る必要はありません。空欄の多いページを並べるより、公開できる情報を整理したページのほうが訪問者に伝わります。

各ページには「誰に何を伝え、次にどこへ進んでもらうか」という役割を一つずつ設定しましょう。役割が重なる場合は、ページを分けずに一つへまとめる選択も可能です。

トップページから問い合わせまでの導線を決める

企業サイトでは、訪問者が事業内容を理解し、信頼できる運営者か確認したうえで、相談や問い合わせへ進める構成が基本となります。

たとえば「トップページ→サービス紹介→会社概要→問い合わせ」という流れです。ただし、すべての人が同じ順番で閲覧するわけではありません。

サービス紹介を直接開いた人も問い合わせへ進めるように、主要ページには問い合わせ先への案内を置いてください。電話、メール、フォームなど複数の連絡方法がある場合は、利用条件や受付方法も明確にします。

サイトタイトルと基本情報を設定する

企業名や事業名が正しく伝わるように、WordPressの基本情報とLightning上の表示を確認します。

初期値や仮の文字列を残さないことが、公開前の重要なポイントです。

サイトタイトルとキャッチフレーズを確認する

WordPress管理画面の一般設定にあるサイトタイトルには、正式な企業名や事業名を入力します。表記の揺れを避け、会社概要やロゴと名称をそろえましょう。

キャッチフレーズには、提供するサービスや対象地域など、事業内容を短く表す言葉を設定します。初期状態の文言が入っている場合は、そのまま公開せず変更または非表示を検討してください。

タイトルとキャッチフレーズが実際にどこへ表示されるかは、Lightningの設定やロゴの有無によって変わる場合があります。保存後は管理画面だけで判断せず、公開側の画面で確認することが大切です。

ロゴとサイトアイコンの表示を確認する

ロゴは、外観に関する設定やカスタマイズ画面から登録し、ヘッダーでの見え方を確認します。管理画面の項目名や配置は、利用環境に応じて確認しておきましょう。

横長のロゴはパソコンでは収まりやすくても、スマートフォンでは文字が小さくなるかもしれません。背景とのコントラスト、余白、縮小時の読みやすさを実際の表示で確かめてください。

サイトアイコンは、ブラウザのタブなどでサイトを識別するために使われます。単純で見やすく、小さく表示されても判別できる画像がよいでしょう。

企業サイト向けのトップページを設定する

企業サイトの入口には、投稿一覧ではなく事業情報を案内する固定ページを使用します。

訪問者が「何を提供するサイトか」を短時間で把握できる構成を目指しましょう。

トップページ用の固定ページを作成する

固定ページの新規作成画面で、トップページとして使うページを用意します。ページ名は管理しやすいように「ホーム」や「トップページ」など、用途が分かる名称にしてください。

最初から細部まで作り込まず、企業や事業の概要、主なサービス、特徴、会社案内、問い合わせへの案内を配置する土台を作ります。各要素の詳細は個別ページへ任せ、トップページには要点を掲載する考え方が有効です。

編集後はプレビューを開き、見出しの順番や文章量を確認します。仮の画像や未完成のリンクがある場合は、公開前に差し替えられるよう把握しておきましょう。

ホームページ表示を固定ページに切り替える

トップページを作成しただけでは、サイトの入口として表示されない場合があります。WordPressの表示設定で、ホームページの表示を固定ページへ切り替え、作成したページを選択してください。

投稿によるお知らせを運用する場合は、トップページとは別に投稿一覧用のページを用意できます。お知らせを使わない段階なら、無理に投稿ページをメニューへ載せる必要はありません。

設定を保存したら、サイトのURLを開いて指定した固定ページが表示されるか確認します。以前の投稿一覧が表示されるときは、選択したページと保存状態を見直しましょう。

トップページの主要要素を並べる

トップページは、訪問者が知りたい順番を基準に並べます。最初の画面では企業名だけでなく、提供内容や対象者が伝わる短い説明を示してください。

掲載要素伝える内容主な移動先
冒頭の案内誰に何を提供しているかサービス紹介
主なサービス提供内容の概要と特徴各サービスの詳細
選ばれる理由対応方針や事業上の強み会社概要・実績情報
企業・事業者情報運営主体を確認できる要点会社概要
問い合わせ案内相談できる内容と連絡方法問い合わせページ

情報を詰め込みすぎると、重要な案内が埋もれます。トップページは概要と移動経路を示し、詳しい条件や説明は個別の固定ページへ分けると整理しやすくなります。

会社概要やサービスなどの固定ページを作る

固定ページには、訪問者が検討や問い合わせに必要とする情報を役割別に掲載します。

企業側が伝えたい順番だけでなく、初めて訪れた人の疑問を基準に内容を組み立ててください。

会社概要・事業者情報を掲載する

会社概要には、正式名称、代表者名、所在地、事業内容、連絡先など、公開可能な基本情報をまとめます。法人ではない事業者も、屋号や運営者情報を実態に合わせて記載しましょう。

すべての項目を公開すればよいわけではありません。事業上の必要性と安全性を考慮し、公開範囲を決める必要があります。

トップページ、問い合わせページ、会社概要の名称や住所の表記はそろえておきましょう。略称、漢字、数字、電話番号などの表記を統一してください。

サービス・事業内容を説明する

サービスページでは、提供内容だけでなく、対象者、解決できる課題、特徴、相談後の流れを整理します。専門用語を並べるより、利用者が自分に関係するサービスか判断できる説明が必要です。

複数のサービスがある場合は、最初に一覧を示し、必要に応じて詳細ページへ分けましょう。各サービスの違いが小さいなら、一つのページ内で見出しを分ける方法でも対応できます。

料金や対応範囲を掲載する場合は、誤解を招かない条件説明が欠かせません。個別見積もりなら、問い合わせ時に伝えてほしい情報を案内すると相談が進みやすくなります。

問い合わせページを用意する

問い合わせページには、連絡方法、問い合わせ可能な内容、必要な記入事項、返信に関する案内を掲載します。問い合わせフォームを利用する場合は、送信先と受信できるメールアドレスを適切に設定してください。

フォームの設置方法は利用する仕組みによって異なるため、この記事では特定のプラグイン選定には踏み込みません。重要なのは、入力、送信、受信、返信までの経路が機能することです。

入力情報を扱うページでは、必要に応じて個人情報の取り扱いを確認できる案内も用意します。送信前に読んでほしい事項があるなら、フォームの近くへ分かりやすく配置しましょう。

メニューと問い合わせ導線を設定する

作成した固定ページは、メニューやページ内リンクから移動できる状態にして初めて役割を果たします。

Lightningのヘッダー表示を確認しながら、重要なページを分かりやすい名称で並べましょう。

グローバルメニューに固定ページを追加する

WordPress管理画面のメニュー設定から、トップページ、サービス、会社概要、問い合わせなどの固定ページを追加します。環境によっては、外観関連の画面やナビゲーション設定から編集する形式です。

並び順は、訪問者が内容を理解する流れに合わせます。項目名はページタイトルをそのまま使う必要はありませんが、「事業案内」「サービス」など移動先を予測できる表現を選んでください。

メニュー項目を増やしすぎると、優先順位が分かりにくくなります。補助的なページはフッターへ移し、ヘッダーには主要ページを残す方法が適切です。

各ページから問い合わせへ移動できるようにする

問い合わせへのリンクは、グローバルメニューだけでなく、サービス説明やトップページの案内部分にも設置します。説明を読んで相談したいと感じた場所から、そのまま移動できることが重要です。

リンク文は「こちら」だけにせず、「サービスについて問い合わせる」のように移動後の行動が分かる表現にしましょう。電話へつなぐ場合も、受付に関する案内を近くへ添えます。

必要な情報を読みにくくしないよう、問い合わせを強く促しすぎないようにしましょう。サービスの概要や条件を確認できるようにしたうえで、自然な位置へ導線を置いてください。

スマートフォンのメニュー表示を確認する

パソコン用のヘッダーでメニューが整っていても、スマートフォンでは折りたたまれて表示されることがあります。メニューボタンを開き、主要ページと問い合わせ先へ移動できるか確かめましょう。

長いメニュー名は途中で折り返され、読みづらくなる場合があります。意味を失わない範囲で短くし、階層を深くしすぎない構成が有効です。

問い合わせボタンや電話番号を設置したときは、ほかの文字や画像と重なっていないかも確認します。実際の端末で操作し、押しやすさまで確かめてください。

Lightning企業サイトの公開前チェックを行う

公開前は、管理画面の設定値だけでなく、訪問者が見る画面と実際の移動経路を確認します。

ページ、端末、企業情報の三つに分けると、確認漏れを減らせるでしょう。

ページとリンクの表示を確認する

トップページから各固定ページを順に開き、リンク先が意図したページか確認します。下書きのページ、未作成のページ、編集用の仮リンクへ移動しないことが重要です。

グローバルメニューだけでなく、本文中のボタン、ロゴからトップページへの移動、問い合わせへの案内も操作してください。外から見られる状態で確認するため、必要に応じてログアウトした画面も利用します。

パソコンとスマートフォンで見え方を確認する

パソコンとスマートフォンの両方で、文字の読みやすさ、画像の大きさ、余白、メニューの動作を確認します。編集画面のプレビューだけでなく、可能なら実機でも開いてみましょう。

特に確認したいのは、トップページ冒頭の説明、横長のロゴ、表やボタン、問い合わせフォームです。画面からはみ出す要素や、文字と重なる部分があれば公開前に調整してください。

企業情報と問い合わせ先の誤りを確認する

最後に、企業名、代表者名、所在地、電話番号、メールの送信先、サービス説明を原稿や社内情報と照合します。見た目だけでなく、連絡先に誤りがないかも確認しておきましょう。

公開直前の確認項目

  • サイトタイトル、ロゴ、会社概要の名称が一致している
  • トップページに事業内容と問い合わせへの入口がある
  • メニューと本文内リンクが正しい固定ページへ移動する
  • 問い合わせを送信し、想定した宛先で受信できる
  • パソコンとスマートフォンで文字や画像が崩れていない
  • 電話番号、所在地、メール送信先に誤りがない

修正後は、変更した箇所だけでなく、そのページからつながる移動先も再確認します。問題がなければ公開し、公開後も問い合わせ先や事業内容を変更したタイミングで情報を更新してください。

まとめ|WordPress Lightningは構成から公開前確認まで順番に設定する

WordPressのLightningで企業サイトを作るときは、全体構成、サイト情報、トップページ、固定ページ、メニュー、問い合わせ導線の順に設定すると、作業のやり直しを抑えられます。

会社概要やサービス情報を整え、各ページから問い合わせへ移動できる状態にしたうえで、パソコンとスマートフォンの表示、リンク、連絡先、フォームの送受信を確認して公開しましょう。

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